中学生の不登校:病気が原因

 

木内さんは2回目の中学2年生の春を迎えました。

それというのも去年大怪我をして、1年の大半を休んだからです。その後遺症で右腕が肩より上に上がらない、という後遺症が残ってしまいました。

 

病気で1年ほど休んでいましたから、クラスの雰囲気は何となくよそ者を見る感じです。木内さんは居心地の悪さを感じます。年をとってしまえば1年の違いなどどうということはないのですが、中学生にとって1年の違いは大きなものです。

 

木内さんは積極的に同級生とコミュニケーションを取ろうとしますが、どこか かみ合いません。どこか向こうに遠慮があるか、もしくは落第生という嘲りが含まれているようで、本当の会話が出来ません。

 

ホームルームなどでも積極的に発言しますが、他の人が発言するときは盛り上がるのに、木内さんが発言するとクラスが静まり返ってしまいます。

 

決定打はある日のホームルームの時間に起きます。木内さんが発言したときに、クラスの悪ガキが、お前なんて手を上げると骨がポキポキ折れるくせいによぉ! と言われたのです。

 

それ以来、木内さんは学校へ行っていません。