不登校コラム:大学生のひきこもり

 

大学生のひきこもりってあまり話題になりませんが、結構あります。じつは、私がそうでした。

それでは、ちょっと昔話でも・・・。

 

私は高校時代理系のクラスに所属し、大学も理系に進学しようと考えていました。ところが、時は、70年代中ごろ、理系の就職率はオイルショックで最悪でした。そこで、英・数・現国で受験できる私立の経済学部に入学しました。

 

大学の成績は良かったですが、勉強はしなかったです。大学をなめていました。評価の甘い授業に登録さえすれば、大学に行かなくても成績はほとんど優です。

 

では大学時代何をしていたかというとガールフレンドの所に転がり込んで同棲生活です。最初は自分のアパートの家賃もきちんと払っていたのですが、やがて、それも面倒くさくなり、家賃を滞納するようになりました。

 

ある日、ガールフレンドの家にいると、帰ってきた彼女が言いました。大変なことになってるよと。大家さんから実家に連絡が行き、アパートを追い出されていたのです。

 

私は親に叱責され、実家に戻らされました。

 

その時大学4年で卒業はできたのですが、就職しようという気はまったくありませんでした。そこから、大学を中退し、1年くらい実家でひきこもり生活を送ります。

 

その後、このままではいけないと自分で思い、自分を見つめ直そうと思い、千葉の館山国民休暇村で4ヶ月間住み込みのアルバイトをします。

 

そこで得た結論は自分はやはり理系の仕事がしたいんだ、ということです。

 

当時はパソコンが出回り始めた頃で、国民休暇村のアルバイトを終えるとすぐに小さなソフトウェア会社に就職します。

 

その後、何回もステップアップの転職を繰り返し、最終的には一部上場会社の役員までになれました。 私の場合は、自ら、ひきこもり生活を終わらせることができましたが、ちょっとしたきっかけで抜け出せる人も多いと思います。 ひきこもりの人を見捨てるのではなく、強引にでもなく、常にチャンスを与えてあげるように気配りしてあげることが大切だと思います。