中学校の不登校:子供(本人)が原因

 

大井君は勉強のできる中学3年生です。入学以来中間テストや期末テストで、学年3番以下に落ちたことはありません。非常に成績優秀な生徒でした。

 

性格も明るく、友達も沢山います。音楽が好きで、部活動も吹奏楽部に所属し、熱心に活動しています。

 

生活態度も良好で、誰が見ても何の問題のない生徒でした。

 

そんなある日、歴史の授業で宿題がでました。大井君にとって、内容は簡単です。教科書の30ページほどをまとめて、5ページくらいのレポートにして提出すればいいだけです。

 

大井君は最初まじめにやっていましたが、途中から馬鹿らしくなり2ページにまとめて提出しました。

 

それからしばらくした歴史の授業のときです。歴史の先生が言いました。

 

大井って誰だ手を上げろ。若松って誰だ手を上げろ。二人のレポート読んだけど、大井のレポートは片手間だな。でも通信簿を見ると5なんだよな。若松のレポートは出来が良くないけど一生懸命やっているのがわかるな。内容的には3だけどな。お前たち、人間として何が大切か良く考えろよ。

 

大井君は顔から火が出るほど恥ずかしかったです。多分、大井君の受けたショックは同級生の大半が理解しなかったでしょう。

 

大井君のショックは精神科に通い、登校できなくなるほどのショックだったのです。

 

 

不登校の原因は様々です。他の人から見たら大したことではないと 思っても、本人にとっては想像を絶する精神的ダメージになることもあります。

こういった原因の場合は、家族や友人などもいいのですが、客観的な第三者に 相談に乗ってもらい、心のケアをすることも重要です。