高等学校の不登校:高校への失望が原因

 

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藁谷君は中学校時代1年から3年までテストの成績は常にトップでした。当然のこととして県で1番の進学校に入学しました。

 

高校生活ではどんな勉強ができるのだろう? どんな経験ができるのだろう?中学生活に物足りなさを覚えていた藁谷君は胸を躍らせていました。

 

先ず、新しい友人に対して期待していました。藁谷君にとっては中学時代の同級生は子供に見えていたのです。県内随一の高校ですから高いレベルの交友関係を結べると思いました。でも、結果はたいして中学と変わらないものでした。

 

次に藁谷君が期待したのは、レベルの高い勉強ができるだろうということでした。しかし、これも期待はずれでした。授業の内容はただ何となく聞いていれば理解できます。どちらかというと退屈なものでした。現に、最初の中間テストではまったく勉強しなかったのに藁谷君は学年でトップになりました。

 

高校は勉強するところだと思っていたけれど、自分には物足りない。社会生活の準備をするためのところだと思っていたけれど、同級生は子供過ぎる。

 

藁谷君は高校へ通学することを辞めました。アルバイトをしながら社会勉強をして、大検を取って大学に進む方が自分のためになると思ったからです。